つまみ細工とは
和の華やかさを感じる「つまみ細工」は日本の伝統工芸の一つとして江戸時代から伝わる歴史ある手法。伝統工芸と聞くと敷居が高いように感じてしまうかもしれませんが、一つ一つの工程は簡単でハンドメイド初心者でも始めやすい手芸です。ピンセットでつまみながら作るので“つまみ細工”と呼ばれています。
舞妓さんや七五三の髪飾りや和装小物にもぴったりですが、最近ではピアスやネックレスなど普段のおしゃれに取り入れて楽しむ方も増えています。
材料
*生地:一般的にはちりめんや正絹などを使用することが多いですが、好きな生地でOK(ダイソー、セリア、キャンドゥ等にも取扱あり)
*ピンセット:先が細いものがおすすめ
*ボンド又はでんぷんのり:少量ずつ使うので、爪楊枝を用意すると塗りやすい
*台座になるもの:厚紙や発泡スチロールの半球など作りたい形に応じて使用する
*パールビーズ:花の中心部の飾り付けに使用する
*洗濯ばさみ:パーツを作って接着剤を乾かすときにあると便利
*アクセサリー金具:ヘアピンやピアス、ネックレスなど
上記すべて100均で揃えることが可能です。
製作時間:1時間
材料費:500円前後
作り方
今回紹介するのは、基本の丸つまみというやり方です。
作りたい花のサイズに合わせて正方形に切ります。計6枚。2cm~5cmほどの大きさがベストです。
正方形のちりめんを、二等辺三角形になるように折る。
もう一度、二等辺三角形の形に折る。
2つに割れているほうの角を、逆側の角に向けて外側へ開くように折る。
花びらの根本にあたる部分を接着します。爪楊枝などを使って、根本側の角の内側にボンドをつけましょう。
綺麗に丸くなるように形を整えます。
台紙にバランスよく貼り付けていきます。
ピンセットで丸みをおびた花びらになるよう、先を丸めていきます。
パールに接着剤をつけ、中心に貼り付けます。
つまみ細工の完成です!
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